ジブリ映画「紅の豚」のタイトルに隠された衝撃的な秘密とは?
いきなりですが、あなたの好きなスタジオジブリの映画は何でしょうか? こんにちは。S☆Lab. の Shin です。「雑学知識の引き出し」へようこそ!
ジブリ映画には、「ナウシカ」、「ラピュタ」、「トトロ」、「魔女の宅急便」、「もののけ姫」、など、数多くの人気作品があります。
その中で筆者が一番好きな作品は、「紅の豚」です。宮崎作品では珍しく、主人公が「動物」であり、そして「おじさん」です。
公開当時は主人公が「豚」であろうが「紅」であろうが気にすることもなく、アニメーション作品として楽しんで見ていました。
しかし、最近になって下記のYouTube動画で、この映画のタイトルの持つ意味を知り、宮崎作品の奥の深さに関心させられたと同時に、よく社会問題にならなかったものだと驚きもました。
今回は、そんな「紅の豚」のタイトルに隠された秘密ついてのお話です。
「紅の豚」のあらすじ概要は以下の通り。
「舞台は世界大恐慌が猛威を振るう第一次大戦後のイタリア、アドレナ海。空中海賊相手に賞金稼ぎを行う飛行艇乗りである1匹の豚の物語である。」
そもそも、この映画はJAL国際線で出張疲れのおじさん達に楽しんでもらう為に企画された短編映画を劇場用に長編化したものです。おじさん向けの映画だから、主人公も「おじさん」にしたのでは?
企画が進むにつれて、当初30分程度を予定していた企画が、90分以上にまで膨れ上がり、長編映画として劇場公開されました。
ところで、何故「紅の豚」と言うタイトルなのか?単に赤い飛行艇にのる見てくれて悪い豚(おじさんの比喩)だからではありません。
「紅の豚」。汚い言い回しにすれば「赤い豚野郎」です。
この事についての宮崎監督の発言が、映画パンフレットにあることを、この 「岡田斗司夫」 YouTube動画(34分15秒あたり)で語っています。
「(当時の)ファシストの連中は共産主義者の事を「ポルコ・ロッソ」と呼んでいたことがあったのではないのかと思っています。」
つまり、「赤」は共産主義者を表していたのです。子供達も楽しみにするジブリ映画に政治思想を持ち出して、よく問題にならなかったものです。
では、この映画で宮崎監督は政治思想を訴えるつもりだったのでしょうか?その真相については次回のお話とします。(つづく)
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