意外?鉄道の「踏切」にも分類があった!

こんにちは!S☆Lab. の Shin です。「雑学知識の引き出し」にようこそ!

11月30日の「Yahoo!ニュース」に踏切について以下のニュースが報じられました。

「事故頻度高い踏切」全国2600か所、減少ペースは年50か所前後…国交省に積極関与求める

総務省行政評価局は30日、遮断機と警報機がなく、事故の頻度が高い第4種踏切の解消を促進するよう国土交通省に勧告した。全国に約2600か所あり、国と鉄道事業者が廃止や遮断機・警報機のある第1種踏切への切り替えを進めているが、減少ペースが年間50か所前後にとどまっており、国交省の積極的な関与を求めた。(「Yahoo!ニュース」より)

ここで、あまり耳慣れない言葉が出ているのをお気付きでしょうか?「第4種踏切」です。

これっていったい何でしょう?そもそも4種も分類があったことすら知りません。そこで今回は、踏切の分類について調べてみました。

踏切には第1種から第4種まであります。分類は以下の通りです。

  • 第1種:自動遮断機が設置されているか、または踏切保安係が配置されている
  • 第2種:一定時間を限り踏切保安係が遮断機を操作する。(現在、第2種踏切道は国内に存在しません。)
  • 第3種:踏切警報機と踏切警標がついている。
  • 第4種:踏切警標だけの踏切で、列車の接近を知らせる装置は無い。

私達が日頃目にする、「カンカンカン」と踏切が鳴って遮断機が降りてくる踏切は、第1種に該当し、全国の9割弱を占めています。

第2種は踏切保安係員が決められた時間に遮断機を操作するものですが、現在、自動化によって有人踏切が無くなってしまったので国内には存在しません。

そして、第3種は警報は鳴るけど遮断機はない踏切、第4種は更に警報機すらない踏切をいい、これらは全国の1割程度も占めているのです。意外と多くあると思いませんか?

それにしても、第4種遮断機は警報機も遮断機もありません。これで、何で踏切と呼べるのでしょうか?

どうやら、「とまれみよ」の注意書きの上に、黄色と黒の虎模様になっている✖️標識「踏切警標」がついていれば「踏切」と名乗れるそうです。

第4種踏切

以上の4分類には当てはまらない踏切もあります。それは「構内踏切」と呼ばれるもので、駅構内のホームとホームを結んでいる歩道を呼びます。一般の踏切と異なり、駅構内にあるので駅利用者の為だけの踏切になります。

構内踏切

ところで、第4種踏切は現在の鉄道保安基準に適合していません。よって、廃止・切替を進めているのですが、近年ではそのペースが落ちています。

その背景には利用者が少ないことや、予算の問題などがあるようです。そこで今回、総務省行政評価局は国交省に積極的な関与を求めたという訳です。

それにしても、昭和初期の遺産とも思える第4種踏切が、未だ2,600ヶ所も存在するなんて驚きですよね。(おわり)

  

  

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