牛革ジャケットなのにと柔らかい?!クシタニのアンフィニッシュドジャッケット! 

こんにちは!S☆Lab. の Shin です。「雑学知識の引き出し」にようこそ! 

先日、バイク用ウェアーメーカー「クシタニ」の江戸川直営店でデニム風レザーパンツ「エクスプローラージーンズ」の予約を入れました。 

その際、店内を見まわしていると、知る人ぞ知る噂の人気革ジャンが1着だけ残っているのを発見!それは、クシタニの”アンフィニッシュドジャケット”です! 

YouTubeチャンネル「クシタニ名東チャンネル」より 

残念ながらMサイズで身体に合わず試着できなかったのですが、気になっていた「凄さ」を確認できたのでテンションが上がります! 

この革ジャンの何処が凄いのかというと、それは牛革なのにそれとは思えないほど革が柔らかいこと。まるで牛さんが生きていた時のようなみずみずしさがあります! 

何でも、この柔らかさの秘密は皮革のなめし工程にあるのだとか…。 

皮革は染めて着色すると思われる人が多いようですが、実際には衣料用皮革の90%以上が「吹付塗装(顔料吹付)」によって行われています。そして、この顔料が皮革を硬くしてしまう原因なのです。 

通常の着色工程では染料とオイルでの仕上げ(素上げ)を行ったあとに顔料吹付を行います。しかし、アンフィニッシュド・ジャケットでは、素上げのみで終わらせるのです。 

「素上げ」までで「顔料塗装」は止めてしまう。つまり「フィニッシュ(終了)していない」だから、”アンフィニッシュドジャッケット”の商品名となったのです。 

染料とオイルのみで仕上げたこのみずみずしい柔らかさは、一般的な顔料仕上げでは決して出せません。 

では何故、一般的な皮革ではわざわざ革を硬くしてしまう「顔料」を使っているのでしょうか? 

それは皮革に元々ついている無数の傷を隠すためです。生き物の皮革なので傷は付きもの。それらを隠すには顔料吹付が最も手取り早いのです。 

一方、素揚げのみでは傷を隠しきれません。なので、傷の少ない良質な革を使わなければならないのです。また、商品色を素上げのみで出すのもかなり難しい作業だとか。 

この様に顔料を使わない皮革のなめし工程は大変な苦労をともない大量生産には不向きなのです。それゆえに素上げのみの革製品は大変貴重なものになります。 

もちろん、顔料を使わない革製品にも欠点があります。それは、色あせし易く雨染みができやすいことです。 

扱いが非常にデリケートになり、オイルを定期的に塗って管理しないと色褪せが進んでしまいます。 

しかし、その手間や革の変化する様子を楽しむのも良いかも知れませんね。そこには自分で革製品を育てる喜びがあります。 

このアンフィニッシュドジャケットですが、傷のない大きな原皮が必要であり革の確保が難しいようです。その為、かなりタイトめの作りになっています。サイズもM・L・LLの3種のみでXLはありません。残念ながら筆者に合うサイズはない様です。 

非常にタイトに仕上げられたこの革ジャンを着続けるには、細めの体形を維持し続ける必要があります。正に着る人を選ぶジャケットと言ったところでしよう。 

体形と革の両方の管理に自信がある方以外にはあまりお勧めはしません。なぜなら、13万円もする高級な革ジャンだから・・・。(おわり) 

    

    

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